FARPLANE NIGHTまで後数日に迫った今、テスト前の部屋の掃除のように、唐突に過去を振り返っている。

 

FARPLANEて何で始めたのだったけなぁっと。
思い返すモノの、そこには大した思いは無かった。

 

25歳の自分はバンドを辞め、ただただ将来が不安だった。何かやらないと位の、本当にそんな理由で若者に向けてアダルトグッズを売るお店をスタートさせた。

 

人様に得意気に語れる信念の様ものは無かった。

 

そして毎月お金が無くなって行った。

 

最近、若手の経営者と話す機会が多いのだが、本当に賢い奴が多いなと思う。

事業計画をしっかり建てスタートアップで金集めて数年で結果出して大したもんだ。

 

自分はその頃何してたかと思うと、飴配ったり、勝手に電信柱にアメ村入口とか手作り看板付けてはすぐ外されていた。

 

酷い有様ではあったが、そんなお店も先日17周年を迎えた。

 

17年。。。数字で見ると本当に長い。
しかし思い返すとそれなりに色々あるが、体感としてはそんなに長かった感じはなく、その都度必死なだけを繰り返していたのだと思う。

 

ほんと我武者羅に動いていたなぁと、馬鹿だったなぁ、と思うと同時にあの頃本当に良く動き続けてたなぁと思う。

 

今の自分は、あの頃の真似は到底出来ない。
我武者羅って素晴らしいなと思う。

 

そして、FARPLANEを通して気の良い人に沢山出会った！これがほんまに財産だ！！

 

でだ！ショップは閉じて、今はバーを主体に動いてるFARPLANEですが、この長くて短い17年間何がしたかったんだと、何を伝えて行きたいのかを相談に乗って貰いながら、今一度考えてみて少し纏めてみた。

 

日本元気化計画

 

 

これ社内資料なので、実施の部分は削った概念だけですが

 

 

と、元気になれる、自分らしくあれる場を提供はしたかったのかなと。

 

お洒落ちんこバーだアメ村っぽい店だの、変態のとこ、とか色々言われてきた店、『人生を謳歌しよう』をコンセプトに続けてたのを紐解くと

 

 

色々ある気持ちの受け皿になる事や、とんがった刺激を常に追い求めてはいた様に思う。

 

 

てなテーマをもって

 

 

てな事を発信していく。

 

何分特別な事ではなく、今の時代どこもそんな感じだし、Barなんてのは、毎日頑張るのしんどい気持ちの宿木と出会い場で、いつだって人間の心の弱い所や大きく動きたい気持ちに向き合ってるもんだ。

 

そこから、一歩良い方にすすみゃ万々歳！

 

なんし社会がテクノロジーの進歩でどんどん便利になっていく毎に、人間の醍醐味は人から見たら無駄みたいな事に情熱注ぐ方向に向かっていく。

 

皆んなそれぞれ自由な気持で、気持ち良くなれる未来を望み！さあて今日やれる事をやって行きましょうか！！